2025年8月20日水曜日

(再).貴重な初体験



(2019年9月のブログの修正版と追記)


ゲームに限らず、物語、キャラ、各種出来事、は、
初めて体験したソレが最高であり夢中になれるし、おもしろい

ある意味、人が生きる目的は、そういう初体験をいくつ体験出来るかが全てである


どんな面白い体験も、何度もする事でマンネリ化して刺激を失う
常に新しい体験が欲しい

  nnn2とか、新規ゆえに未熟だった完成度を調整し完全版にした2は良い
  だが、それ以降の3.4.5とか続くと、それはただの再生産でマンネリ化だ
  同様に流行ったゲームのパクリ、亜流も・・
  
  ただ、その続編や亜流が始めての人にとっては、それが初体験なので
  長く続く続編や亜流の存在も大事


ゲーム関係の私の初体験・・・夢中になった物、人生の喜びを頂いた物

独ソ電撃戦(ウォーゲーム、サイコロと紙マップ、紙チップでする戦争シミュレーション)

トラベラー(TRPG、サイコロと想像シナリオでする冒険ごっこ)

MTG(カードバトル、コレクション、デッキ構想)

トランシルバニア、スナッチャー、雫(パソコンADVゲーム)

ブラックオニキス、ウィザードリィ(パソコンRPG、キャラ成長)

信長の野望、大戦略2(パソコンシミュレーション)

ウルティマオンライン、ディアブロ(MMO、net共闘)

同級生、ときめきメモリアル(恋愛ゲー、キャラルート)

A列車で行こう3,シヴィリゼーション4(開発系)

カタン、ニムト(ドイツ系のボードゲーム)

上海、フアイアーエンブレム(タクティカルRPG)

箱庭諸島、ドラゴンクルセイド(ブラウザーゲーム)

天使達の午後、カオスエンジェルズ(エロゲー)

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(オープンワールド)

などなど・・


ゲームシステムだけでなく、物語(アニメ、映画、小説、漫画)などもそう
ループ物、ホラー物、異世界転生物、バトロワ物
始めて見るタイプは新鮮でわくわくして面白い

むろん、のちに完成度が高く、より面白くなった進化型に夢中にもなったが
一番の楽しかったのは、始めて見たソレだった思う

同じタイプの物は・・いくら面白くても飽きる
刺激が無くなり、マンネリ化し、作業的にしているだけ・・
どうなるのか、どう展開するのか、結果がどうなるのか想像出来ている
増量、複雑化、派手化などで変化は付けているが・・
面白さの根幹部分はすでに消費された後(体験済み)なんだよね

新しい面白さを味わえるのは、ほんと最初だけなんだよ

世の中、多数の面白い娯楽が存在するが
そのパターンは限られおり、新しい物は有限なのだ
毎年、優秀なクリエイターにより新しい何かが生み出されるが、それはほんの少しだけだ






50代後半の私が思っている事


これまで大量の作品を見てきた
有限であるはずの新しい物を沢山みてきた

そして沢山みた故に、どんどん新しい体験に出会える可能性は減って来ている
(若い人、まだ名作を見てない人とか羨ましいぞ)

なのにだ・・
ある時期、ゲーム制作者として忙しく動いてた時
ゲーム作りの為に知っておかねばという事でとりあえず把握する形で見た
倍速視聴、飛ばし飛ばし、ながらプレイとかいうタイパ重視という奴だ

実にもったいない事をしていた

ほとんどは過去作の類似品だが、中には新しい物もあったのだ
有限である貴重なソレを急ぎ消化していたとか・・馬鹿でしかない

隠居している今は、
新しいと感じた物は、じっくり、ゆっくり、味わって楽しむのだ
今はそんな気持ちで作品に触れています






1 件のコメント:

  1. 追われずに何かをやれるって貴重ですよね。

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