2024年8月14日水曜日

idecoの罠

 


最近、気が付いてしまった・・・
あちゃーーーー
やっちまったーーー

idecoの罠にはまったかも


ideco(確定拠出年金)のルール
毎月一定額を積み立てる(上限6万8千円)
掛け金は、税控除として使える(節税効果大)
運用益が非課税
自分で投資先を選択できる(自己責任)
60歳まで引き出せない
手数料 年間2004円
年金として受け取れるので退職金控除が使える




私もお得ならとせっせと積み立てていました
自分の貯金を60歳まで下ろせない貯金に切り替えぐらいの気持ちで
毎月MAX額(6万8千円)で




が・・・とんでもない事が分かってしまった

60歳になりイデコを受け取る際は、退職金相当となり控除が受けれる
これは知っていた

厳密には・・
通常の退職金と合算されるので計算がややこしいく
時期をずらすとか何かしないといけないらしいが
私の場合は、50歳の時点で退職して退職金も貰っているので
あまり気にしなくていいだろう


idecoの退職所得控除
 イデコの積立年数 * 40万
 
 10年ぐらいの積立期間になるので
 10年*40万=400万
 
 400万ほどが退職控除になると


運用益が400万以下だったら控除範囲内になるという訳だな
今250万ほどの運用益があるが、60歳で実際にもらう頃は400万ぐらいにはなってそうかな
ギリギリラインかな、うん

と思っていた・・・

が・・・・違った
違ったようだ
私はバカだから勘違いしていた

× イデコの運用益に税金がかかる
○ イデコの受取額全体に税金がかかる

なに・・

そう、イデコの積立総額全部にかかるのだ

株をやっていると、税金というのは利益(売買差額、配当)にかかる物という認識なので
総額にかかるというイメージがまったくなかった

えっ、えっ・・これって

もしイデコを元本保証の定期預金にしていると・・
なんの運用益も発生してなくても税金だけ取られる!!

それどころか、株の暴落とか運用失敗で
運用益がマイナスだったとしても税金が取られる・・・と

えーーーーー

そういえば、もともと、運用益非課税と書いていたな
なのに受け取り時に運用益に対して退職金控除が発生するんだろうなぁ
思い込んでいた私が根本的に間違っていた訳だが・・



となると・・イデコちゃんという仕組みは・・

1.自分で貯めたお金 (給与等なら所得税を払った後、利子なら利子税金を払った後)

2.これをイデコに預ける
 ここで運用益が出ても非課税になると・・(うん、非課税とはそういう事なのね)

3.受ける際、税金がかかる(退職控除で減らす事が出来る)


???
えー、イデコで積み立てているお金って、自分の物じゃないの?
受け取る時に税金が発生するってそういう事だよね


銀行や証券会社は・・

1.自分で貯めたお金 (給与等なら所得税を払った後、利子なら利子税金を払った後)

2.これを銀行や証券会社に預ける
 ここで運用益が出たら税金が発生する

3.受け取る時は、自分の金を移動させるだけなので税金は発生しない


そっか、イデコというのは
保険や国民年金と同じなんだね
掛け金は掛け金
受け取る時は受け取る時と別なんだ

・・今更しった、バカバカバカ




イデコちゃんが悪い訳じゃない・・

多くの人にとってイデコはメリットが大きいので良い制度なんだよね
最大のメリットは、掛け金の節税効果だからね

ただ・・私のような隠居者は
収入がほとんど無いので節税効果が有効に使えない
(節税枠以下の税金しか発生しないので)

もともと節税効果を狙ってではなく60歳までの強制貯金ぐらいのつもりで
せっせと毎月満額の6万8千を預けていたが・・

私にとっては・・
税金の原資を増すという罰ゲームをせっせとしていた訳か・・

わーーーバカしてたーーー



掛け金MAXの68000円から最低額の5000円に変えました



・・・これ、解釈間違っています?
いくつかのイデコの解説ページを見たけど、よく分からなくて・・
後、19年ルールとかいうのも

難しいよね税金関係
あー、わかんないと思考停止してしまう

2021年7月、何も知らずに喜んで書いていたイデコちゃん話


11 件のコメント:

  1. これは知らない人が多そう…。
    知らないと言うか、気がつかないと言いますか。

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  2. 基本的には働いている方向けですからね
    リタイアしてる人はあまり考慮されていないかと…

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  3. こういう場合、同じ積み立てるなら(新)NISAの方にした方が良さそう?

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  4. 念のため証券会社に問い合わせされたほうがいいのでは

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  5. idecoは自分のお金じゃない扱いなので、離婚した時の財産分与に入らないし自己破産した方も受け取れるという変なメリットがあります。59歳までに借金→自己破産をするのが1番お得?

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  6. 収入があるときは掛け金分が節税になるけど、収入がない状態では税金が発生してないので、もらうときに税金が発生する分が損ってことね。

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  7. 10年とかに分けて年金として受け取るようにすると公的年金等控除でだいぶ税金を抑えることができます。こちらはこちらで手数料とかかかってしまいますが…

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  8. 元本割れしてたら税金負けするのは避けられないとしても、60歳時に資産が800万円になっていると仮定した場合、退職控除額の限界までを一時金として受け取り、残りを年金として、公的年金を受け取り始めるのと重ならないように出来るだけ分割して受け取ります。
    idecoの最終資産額や公的年金の金額によってベストの貰い方が微妙に変わってくる可能性はありますが、こうすればほとんど税金はかからないでしょう。
    定期預金だけで運用してたら本当に罠でしたね。

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  9. 仕事でこうした相談にも乗りますが、上の方の意見でよいかと思います。年金として60歳から受け取り始めれば、65歳まで60万円まで、税金ゼロで受け取れますし、ほかの場合も公的年金控除が使えますので、受け取り方さえ間違えなければやはり得な制度であり、罠にはまった、というわけでもないのではないでしょうか? 参考リンク貼っておきます。https://www.bk.mufg.jp/column/shisan_unyo/b0136.html

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  10. もしかして自分の勘違いで心配しすぎかなぁと期待もしたが
    やっぱ、こういう仕組みなんですね(イデコちゃん)
    60歳からの受け取りの時に考えるとするか・・年金受け取りで分割というのも

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  11. 基本的に掛け金で節税になる→そのかわり出すときに多ければ課税というのがidecoですからね……
    idecoは一種の自己責任年金なので、公的年金が掛け金は所得控除で税金減→もらうときに多ければ課税という仕組みなのとパラレルになってます

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