2023年12月21日木曜日

母と同居生活、認知症の影




高齢の親が心配になって一緒に住むようになり
1年以上経過した

母(82)私(56)ワンコ(9)の生活だ

で、私は隠居している、いわば無職だ

ふと、この構成で住んでいると・・

「最近、息子さんが一緒に住むようになったみたいよ」
・・・・ヒソヒソ
「あそこの息子さん仕事してないみたいよ、ニートなのね、いい歳になっても母親の年金に寄生して暮らしているのね」
・・・・ヒソヒソ
「ああ、あれね8050問題ね、お母様も大変ねー」
・・・ヒソヒソ

近所の奥様方から、こんな風に思われているのでは・・と被害妄想

違うぞー
違うんだー
私はちゃんと一所懸命働いた上で隠居なんだよー
このマンションも私が買った物なんだよー
てな事を主張したくなったり


└|∵|┐ 





親(82)

一番恐れているのは認知症だが・・・
徐々に近づいている
  • 前に出来ていた事が出来なくなったり
  • 忘れっぽくなったり
  • 物の名前が出てこないとか・・
  • なんか動きが遅くなったりとか

物忘れ専門の医者に見てもらったが
80歳超えているので、病気うんぬんというより老化です、これが普通ですと

不安になってもしかたないしね・・
老いるとはこういう事だ

ここまでの流れ・・

1.親と一緒に住む事にした
2.病院で見て貰う
3.介護保険制度を申請、要支援1を貰う
4.地域包括支援センターに通う


要支援1の介護認定は、今の所は何も使い道は無さそうだが
地域包括支援センターはとても親切でありがたい

自治体の介護予防サービスなども使わせてもらっている
年配の方達が集まって、何かお遊戯みたいな事をするアレ
 (歌ったり、折り紙したり、運動したり)
こういうのは幼稚だと母は嫌がるのではと最初思っていたが
「楽しかったー」とニコニコ通っている

母がニコニコ楽しそうだと私もうれしくなる




歳を取ると子供に戻っていく
そういうのを聞いた事があったが、確かにそんな感じだ


外見だけでなく内面的な人間の一生は・・

LV1.何も分からない、自分事も出来ない(赤ちゃん)
LV2.人間としての生活が分かって来た、お手伝い、ままごと、(子供)
LV3.一通りは出来るようになる、社会生活の学習中、(学生)
LV4.一人前、自立した社会生活が可能となる(大人)
LV5.長年の経験で活躍出来るが、体力知力的には衰え始める(年配)
LV6.老化、過去に出来ていた事が出来なくなる(老人)
LV7.一人前に出来ない事が増えてきた、お手伝い、ままごと、(LV2ぐらいに戻る)
LV8.何も分からない、自分事も出来ない(LV1ぐらいに戻る)

てな感じで戻っていくのか・・・
なんとなく小学生ぐらいを相手しているような気分になる
  • 分かりやすく説明する
  • 難しい事はこっちでやって、出来る事だけやらせる
  • つたない会話の相手をする
  • 手を繋いで外出する
  • 怒らない、急がない、暖かく見守る
  • ・・・

子供を育てた事はないけど、小学生ぐらいの子供を育てるって
こんな感じなのだろうかとか思いながら

そうそう・・
自分の母なのに、年寄りなのに・・
仕草や、声などが可愛く感じる時がある
ぷりてぃ!

そうだ、想像力には自信があるので、このまま外見的な所も
小学生ぐらいの幼女をイメージして接したらいいかもな