「遊びをせんとやうまれけぬ」
「戯れせんとはうまれけん」
大河ドラマ、平清盛でテーマ的によく使われていた歌
頭にこびりつく、気に入ったフレーズである
「んだんだ、遊んで楽しむ為に産まれてきたのだ!」
「苦役の為では無い」
「ただ単に生き続ける為でも無い」
「子孫を残す為でも、国体を維持する為でも無い」
「遊ぼう、楽しまないと!」
この和歌の本来の意味とは違うかもしれないが
私の中では、自分の人生を遂行する上での指針の一つである
で? 遊びとは何か?
ゲームする事? ドッチボールする事?
仕事や勉強の時間以外である時間潰し?
いやいや、そうでは無い
生きる事 = 遊びである
だって遊んで楽しむ為に産まれてきたんだから
とある本によると
人間という生物は、遊びをする事で生きるように作られている
大昔から本質は変わらないそうだ
狩り、収集、探索、開発
狩猟民族の生活はゲームそのものである
1.行動する、作業する、考える
2.それにより、何か結果が出る
狩り > わーい、捕まえた
収集 > おお、こんなの拾った、こんなに溜まった
探索 > こんな場所があったのか、始めて見た
生産 > 出来たー、うれしいー
3.快感、うれしい
そして、これを繰り返して生きる、それが人間らしい人生
(仕事)(勉強)も本来は、その要素から出来ており
楽しい物であるはず・・だった
(遊び)が面白くなくなってしまう要素・・・
1.結果が出るまで時間がかかる
結果が出るのが快感なんだから、その結果(御褒美とも言える)がなかなか貰えないのならやる気を失う
2.同じ事ばかりして飽きる
どんな楽しい事も飽きるどんな刺激も複数回受けると慣れてしまう
私は長年、エロゲーを作ってきた
仕事というより遊びだった、休みも無しに夢中でやり続けた
楽しかった
だが・・・
最初の頃は、3ヶ月で1本出来ていたのだが・・
それが半年かかるようになり、1年かかるようになり・・
3年もかかるようになってしまった
時間がかかるすぎじゃー
作っている内に飽きるし、結果が出ない事を続けるのは苦痛になるー
また、数年かかるようになると大失敗を恐れて無難な選択しか出来なくなる
そう、とても楽しいエロゲー作りだったのだが
1.結果が出るまで時間がかかる
2.同じ事ばかりして飽きる
こういう事もあってエロゲー作りは、私にとって(遊び)で無くなってきたのだ
(ま、仕事を止めたのは他にも理由があるけど、これもその一つ)
ソシャゲー、ガチャゲー
これらが流行るのは確かに分かる
世の中、あらゆる物が複雑化して結果が出るまで時間がかかるようになっている
それは仕事だけでなく
本来の気軽な娯楽であるはずのゲームやドラマ漫画なども
大規模、複雑化して結果が出るまで時間がかかりすぎる
そんな風に結果が得られずに疲れていた所に・・
単純
すぐに結果が出る
脳みそ空っぽにして、プチプチしていたら変化が出て褒められる
うん、夢中になるよね・・私も定期的にやりたくなる
生きる事 = 遊びである
これらが、通常の生活で得にくくなっているので
ソシャゲーなどが代用手段的に使われているのかもしれないね
遊びを探そう
まぁ、ソシャゲーのような代用手段ではなく
やっぱ、本来部分である生活、仕事、学習
そういう生きる全ての所を遊びとして感じれるように生きたい
生活の中で
1.何か行動、作業する
2.すぐに結果を得る
3.楽しい、次に繋げる
この形になるよう生活習慣を意識して
人生を楽しみたい
その為のポイントと思っているのは
質素になる事、物を減らす事
限られた物を大切にする事、吟味する事
同じ事ばかりしない、複数の事をやり続ける
時間割を作り、基本1時間で1行動とする
日記、記録を付けまくる
など・・
うはうはニコニコと過ごしたいのだ
「遊びをせんとやうまれけぬ」
「戯れせんとはうまれけん」
なのだ
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返信削除日常の中でゲーム以外の遊びとしてはスポーツ、音楽、料理その他の趣味でしょうか。
返信削除物を減らすというのも、なかなか思うようにはならない命題ですね。
例えば、所有している書籍をスキャンしてデータ化して現物を処分したとして、
この場合は「物を減らした」ということになるのかどうか。いや、屁理屈ですけど。
そろそろ断捨離に関心がある年齢ですので、そんなことを考えたりします。
何年か前に断捨離で本を捨てたのですが、何を捨てるか、何を残すか、とか、その行為自体が 趣味的に遊びになりましたよ
削除しかし、だんだん、断捨離する物が無くなると・・その遊びが出来なくなるのだが