最近、刺し子している
ぷち ぷち ぷち ぷち
ぷち ぷち ぷち
こんな風に針を使って糸を刺して模様を作る
オシャレに言うとパッチワーク、刺繍?
認知症の母に何か出来る事というので薦めたのだが
自分の方がハマってしまった
ぷち ぷち ぷち
正直、こんなの何が面白いんだと思っていた
時間の無駄、虚無の極み、間が持たない行為・・
こんなのミシンでやれば半自動でアッという間に出来るだろうに
わざわざ手作業でプチプチとか、奴隷かよ!!
ぷち ぷち ぷち
しかし、なんかハマる
Audibleを聞きながらすると良い感じだ
無心になれる、修業みたいだし、なんか楽しい
気が付くと時間が過ぎている
そう、時間潰しだ
良い時間潰しになっているのだ
とくにやる事もない
やる気もない
しかし、何もしないというのも辛い
時が長すぎる、一日が長すぎる
そんな時にコレなのだ
この刺し子という作業が大昔から暇な奥様の作業として定着していたのも分かる
暇でも何か反復的な作業がしたいのだ
脳を使わず出来る作業を・・
ぷちぷち、黙々と・・・
ああ、これの後継者は現代においてはソシャゲーか・・
新しい事、難しい事、頭を使う事はしたくは無いが
何かしてないと間が持たない、単純作業でぷちぷちと毎日続けれる物
時間をかける事で何かが積み上がる事で達成感もあり
無駄に時間を使ってないような気がして安心して時間を潰せるのだ
もちろん、夢中になれる娯楽があるが一番だが
新しい娯楽を見つけてもいずれは飽きる(面白い物ほど飽きる)
淡々と出来る虚無の作業に需要があるんだろうな
AI時代になり、人々の仕事はさらに減るだろうし
さらに、趣味であるクリエイティブな分野もAIに奪われかねないし・・
時間潰しこそ、莫大な需要を得られる産業になるのだろうね
- 疲れない/頭を使わない
- 同じ事をダラダラ続けられる
- ちょっとずつ積み重なり、小さな達成感が得られる
ソシャゲー的な物はすぐに廃れると思っていたが、
刺し子が100年以上続いているのだから、ソシャゲーもずっと続くのかもしれないな