2020年6月18日木曜日

無料と有料の狭間、時代についていけない私






昔ね、といっても・・もう20年くらい前だが

ゲーム、漫画、アニメ等の娯楽趣味系にむっちゃお金使っていたのだよ

└|∵|┐ 「 欲しい物がいっぱいだ、お金足りねー 」

毎月末は、電気街に出かけてゲームを数本買った

毎週末は、漫画専門店に行き平積みコーナーを物色して何冊か買った

└|∵|┐♪「娯楽にお金使うの楽しー」

 あらかじめ欲しい物を買いに行くでは無く
 その場で買う
 パッケ買い、表紙買い、めぼしい物が無ければ普段手を出さないような物を買った

 それはスーパー等で食材を買うのと同じで当たり前のように買っていた

ただ、それらは徐々に減っていった
今では、ほとんど買っていない
たぶん1/10以下

まぁ、自分も歳をとったしな・・
飽きも来ているし・・

が、それでも、娯楽(漫画、ゲーム、アニメ)についやす時間は、さほど変わってない
20年、30年たっても、オタクには違いないし、これからもそうだろう

変わった事は、ただひとつ

   お金をあまり使っていない




ゆゆしき事態である

好きな娯楽業界(漫画、アニメ、ゲーム)なので
やっぱ、気持ち良くお金を使いたい、お金を使う事で業界に貢献したい

「お金を使う」という事自体、快楽の一種なので
それが気持ち良く成立する業界であって欲しい

ケチっている訳でも無い、使いたくない訳でも無いのに
何故、私は使わなくなったのだろうか・・

分析してみよう・・・






分析結果
1.いつでも手に入る
2.無料で十分時間が潰れる
3.有料部分は極端に高い

この3つが大きな理由と思う





1.いつでも手に入る


今買わないと2度と手に入らないかもしれないから買う
オタクの購入動機だった
積みゲー、積み本が山のように形成されていく

だけど、今は、データ販売等で
・ いつでも買える
・ 品切れは無い
・ すぐに買うより、後で買った方が安くなる

こうなると直ぐに買う必要は無く、今買わなくてもいいかなぁとなってしまう
そして買うタイミングを失い永久に買わない物となる




2.無料で十分時間が潰れる


娯楽とはお金を使って楽しむ物だった

買わないと中身は見れないし、試す事もあまり出来なかった
また情報も少なく、当たり外れが有るのは当たり前だった

とにかく、面白そうと思ったら買う

自分に合わない物も当然あるが、せっかく買った物なので
 ・ 我慢して読む遊ぶ
 ・ 前向きに良い所を探す

 ・ 商品に自分の方を合わせた、こちらから歩み寄った


ところが、今は・・
 ( 体験版、制限はあるが普通にプレイ出来る物 )
 ( 毎日一定範囲は、無料で見れたり、遊べたりする物 )
 ( 動画等でプレイ動画見れたりする物 )
 ( ネット等で大量の画像、情報 )
 
これだけでお腹いっぱいである


3.有料部分は極端に高い


無料のサービスが良すぎて金銭感覚が狂ってしまったのか
いざ、有料部分を買おうと思うと、すごく高く感じるようになってきた

└|∵|┐ 「うーん、買ってまでする事では無いかなぁ」

いや、実際に単価も高くなっている気がする

これは、あれか・・あれだな
無料部分のコストも回収する為にお金を払う人からはトコトン取るという事だな





なんというか、買いたいけど買いにくい

買うという行為に対して、大きな溝があり、なかなか飛び越えれない




だんだん、金を出すという行為が下手になっていく
無料エリアで住む事が当たり前になってしまう
そんな不安な気持ちも感じている

いっそ、無料なんて無くなって、全て有料に戻った方が
諦めもついてお金出しやすいなぁと


無料0円 ----- 有料1000円
 現状のイメージ、なんか、極端な差が多くてきつい
 有料の壁が高すぎる・・・

無料0円 ----- 有料100円 ---- 有料1000円
 とか段階があれば、まだしも・・

有料100円 ----- 有料1000円
 無料は無し(1週間だけ無料体験ぐらいで)ぐらいの方がお金出しやすい


全てのサービスでは無いです、なんとなくそう感じるのは
・漫画
・ネットゲーム、ガチャゲー
・YouTube
などが特に感じる所

そして、エロゲー等もそういう流れに入っていく
そうならないと他の無料娯楽により押しのけられてしまう
どうなっちゃうんだろうかと


時代についていけない私の駄目な所だなぁ
わかっているんだけど、今の消費形態に馴染めないんだよ

5 件のコメント:

  1. 無料、有料、年齢を問わずに面白い!!好きだ!!って思ったものにはお金を出したくなる物だと思いますよ。馴染めない、というよりは経験により目が肥えているので、その商品に対して単純にお金出そうという気が出ないだけな気がします。違ったらすいません。

    個人の話なのですが、より面白い何かを探して、見つからなくても知識が増え、見つけたら喜びを感じる探索、冒険の時間が何より大事に最近思います。

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  2. 確かに、それはありますね。
    今は、とにかくいろいろ見て新しい刺激を入れないと

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  3. お気持ちは非常に分かります
    見たかったアニメがNetflix独占だったため「じゃあ見なくてもいいや」となることがよくあります
    たかだか月1000円なのに、映画を見に行くと平気で3000円くらい使うのに…
    これくらいが相場だろう、と思っている価値観より10円でも高ければ、人間誰だってお金は払わないと思います…

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  4. 「商品に歩み寄る」は面白いけど納得できますね。
    昔は、せっかく買ったゲームだからとゲーム1本を遊びつくした覚えあります。

    個人的には友人数名と一緒に買った「アリスの館456」で、
    零式の「武器があーだーこーだ」と言ってる端で、アトラク面白いから早よやれ、
    とか言いながら、集まったら「人間狩り」でワーキャーやるような経験は楽しかったです。
    こういう、一緒に買ったゲームを一緒に遊ぶという経験も、今のオンライン主流だとなさそうですよね。

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  5. 課金部分は海外産のソシャゲの方がずっと楽しく課金出来ますね〜。
    日本は狂った課金に慣れて戻せないような印象受けます

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